大人の発達障害(家族編)

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コロナ禍で大人の発達障害の診断が増えてる?


昨年から(2020年)大人の発達障害の相談が増えました。相談者は配偶者、親御さんがほとんどですが、内容を聞くと、いずれも精神的な症状などから診断に至っているようです。

これまでも「診断はついてないけど、私って(あの人って)発達系(発達障害かも)だな~」という大人たちは意外と多かったと思うのです。私の周辺でも、子どもの発達に関わって自身にもなんらかの発達課題があったことを自覚した方は大勢いますし。。。

なので、多くの場合は「発達障害っぽいかなー?」と思いつつも、診断に至らず自身の困り感に見通しを立てて生活を送っているように思えます。

とはいえ、家族が発達障害と診断されたら戸惑う方が多いはず…ということで、家族はどう支えるか?について、チャレサポ沖縄としてまとめておきたいと思います。

最初に知ってほしい3つのこと

  1. 薬は対症療法である
  2. 不調を改善する
  3. 味方でいることを伝える

薬は対症療法

大人の発達障害(と診断された時点で)の場合、お薬を処方されているケースがほとんどだと思います。そこで知って欲しい1つ目は薬は対症療法という事です。お薬でできるのは今のその症状の軽減です。

不調を改善する

また、日常生活の何らかのトラブルや症状から発達障害の診断へ繋がっているかと思います。その事からも身心の不調を改善することが先決です。日々の心身の安定(快眠・快食・快便)に向けた計画をご本人と一緒に立ててゆきましょう。

味方でいることを伝える

最後に、味方でいることを伝えるのが、一番大事だと思います。
「障害」と聞いて腫れ物に触るような接し方はNGです。何にせよ、人との関係は(障害があってもなくても)信頼関係が大事。より良い関係性を保てるよう心掛けて下さい。また、サポートにまわる方自身も、信頼できる人へのSOSを出せるようにしてください。(一人で悩むのはNG)

その他、苦手なことを知って対策を立てたり、好きなこと、得意なことを書き出したりと様々な生活の工夫を知ることなどがありますが、先ずはこの3つを知って、日々の暮らしを安定させる手がかりにして下さい。

花風社本

チャレサポ沖縄では、これまで自律神経を整えるヨガやアロマテラピーで心身の改善を促す取り組みを心がけてきました。

ここ最近は、以前の取り組みに加え、発達障害は、神経発達症という情報の元、花風社本(発達障害に関する知識と情報)を積極的にお勧めしています。

…というのも、これまで私が「発達障害は脳機能障害」という捉え方で煮詰まってしまった経験があるからです。子育てのヒントを多く見逃しました。そして、思春期以降の上手くいった子育てで、答え合わせのような事例が、花風社本には多く掲載されていて共感できたからです。

学ぶうちに大人になってもできる事があることを知りました。

発達障害に悩む方に、神経発達症と捉えて頂きながら、ヒトの発達というものを楽しく学んで頂きたいと思っています。そして神経発達症が、日々の生活に直結する睡眠・排泄・姿勢(身体)に、大きく関わっていることを学んで欲しいと思います。

花風社本からの実践オススメ本を2冊ご紹介します。
読みやすいし、大人の発達障害の皆さんの生活にも取り入れやすいです。

無理なく取り組めるのでぜひ、やってみて下さい。

読んでみたいオススメ本

大人の発達障害に関する本を調べてみると本当にたくさんありすぎて迷ってしまうほど。なのでレビュー記事を読んで、私がこれから読んでみたい本をご紹介します。

成人期発達障害には、探索すべき未知の課題が多いのですが、中でも重要なのが「診断の困難」と「確立した治療法がないこと」です。そして診断を困難にしている課題として、以下の4点が挙げられます。

1.併存する障害が多様。

2.小児期の客観的症状データを取得することが困難。

3.患者の主観的認識により、症状にバイアスがかかりやすい(たとえば、患者自身が自分はADHDではないかと思い込むことによって、症状の現れ方がそれらしいものになる)。

4.バイオマーカー(客観的に測定できる生物学的指標)がない。

(第1章より)

おとなの発達障害 診断・治療・支援の最前線岩波明/監修 小野和哉/著 林寧哲/著 柏淳 ほか/著

成人期にはいろいろな症状が併存しやすいという事なのでしょう。こちらのサイトにもヒントになりそうな本がありましたのでご参考ください。

今、ここから先をイメージする

現在(2021年7月)、大人の発達障害に関する有益な情報を共有し合える時代になりました。その背景に若い世代の情報リテラシーが高くなったことがあげられています。世代間で、こうも受け止め方(捉え方)が違うのか?と私はすごくビックリしています!

そして大人の発達障害当事者たちが、自身のSNSやブログで、生活状況を発信し、創意工夫で生活を乗り切っているのを目にしています。若い方は脳が柔軟だな~と私もリスペクトです(笑)

大人になって診断が出た時、ご家族の皆さんもご本人も混乱はあるかもしれませんが、いつも今ここから先をイメージして焦らずにゆきましょう!よんな~よんな~(ゆっくりの意:沖縄方言)で~!