【お金管理】知的障害のある人のお金のやりくりまとめ編!

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軽度知的障害のある人はお金を使って、買い物はできます。しかし、やりくり(管理)がすごく苦手です。この記事では、軽度知的障害のある人のお金管理のまとめ記事としてお伝えします。

おさるくん
おさるくん

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そもそもお金のやりくりってなに?

お金のやりくりって一体なに?というそもそもからスタートしました。実は、やりくりを「節約術」という意味合いで捉えている人もいます(もちろん間違いじゃありませんが)。

皆さんと情報を共有するために、消費者庁サイトのお金のやりくりはお金管理という認識を出発点にしました。

そうなると知的障害のある人にお金管理は可能か?という疑問にぶつかるはずです。調べてみると実際、消費者庁国民生活センターへは、様々な相談が寄せられていました。福祉のデータからは見えないASD・ADHD・軽度知的障害のある人の消費者トラブルには、深刻な事例も報告されています。


お金のやりくりを始めるには、本人と話し合って決めることからスタート!

高校卒業後ほとんどの場合、保護者が知的障害のある子のお金を管理することになると思います。お金のやりくりを始めるには、高校を卒業する前までに、お金管理についての取り決めをご本人と話し合っておく必要があります。(一方的な取り決めは親子トラブルに発展)

また、知的障害のある人が、お金のやりくり(=管理)をするための条件が2つ分かってきました。1つ目は小口管理に絞る、2つ目は情緒の安定です。

条件
  • 本人の管理の条件⇒小口管理のみ
  • 情緒安定を心掛ける(生活力が確実に身につく)

条件を踏まえた上で、我が家で5年間取り組んだ、知的障害のある人のお金のやりくりまでを時系列でまとめました。お金のやりくりトライ編も、参考にされてください。

お金のやりくりを時系列で確認
  1. 毎月の収入をどう管理するのかを本人と話し合う
  2. 財布の小銭管理が9割、収支管理1割で始める
  3. 通帳・収支は別管理。スケジュール帳に、現金の収支、残金を書く(←袋分け・レシート貼りなどは一切省きました)
    1. お金の使い方と情緒は紐づけされていることを確認する 

お金管理のできる人は体調がいい?

日々の取り組みを始めて1年を過ぎた頃から、お金管理は、体調管理と紐づいていることに気付きました。

財布に入っているレシートを見て(別記事トライ編を参照)、何を買って、家以外でどんな物を食べているのかが一目瞭然でしたし、情緒との関係もチェックできました。

一般に、食べ物とお金の使い方には相関関係があるとのデータもあります。

我が家でもお金のやりくりができる時は、情緒も安定していました。

結果、我が家では体調管理とお金管理は紐づいていると言えそうです。

お金のやりくりができる20代の軽度知的障がいのある人

2021年8月。親の会で、就労した子のお金管理について簡易アンケートを行いました。

「給料、年金などの通帳はどなたが管理していますか~?」の質問に、本人が管理していると答えた親御さんがいてビックリ!

なので、早速お話を伺ってみることに。

親の会の成人組の80%は就労していますが、就労定着した方が、給与や年金などをご本人で管理していました。

お母さんのお話しからは、ご本人はお金を使わないタイプのようで、見守りながら管理させているとのこと。本人さんはご家族で暮らしているので、任せっきりにせず安定したサポートを続けられているのだな~ということも分かりました。

情緒面のサポートは、お金管理の条件の一つです。

好事例ですのでヒントにされて下さいね。

自分で通帳管理をしている方のプロフィール
  • 大人しくお金を使わないタイプ
  • 就労定着している(5年経過)
  • 家族と暮らしており、食事管理、情緒面のサポートが得られている

まとめ

我が家でのお金管理の取り組みは、軽度知的障害のある人の条件を確認するためのものでした。そしてそれらが確認出来たことで、身に付きやすい方法も発見できました。

条件
  • 本人の管理条件⇒小口管理のみ
  • 情緒安定を心掛ける(生活力が身につく)

これまで、知的障害のある人のお金管理の取り組みは、手応えが得られずに厳しいと感じていました。

特に、特別支援教育で推進されている袋分け管理を本人任せにすることは、ハードルが高く、我が家では部分的に第三者管理が望ましいと考えています。

そして、①小口管理のみに絞る②情緒安定の2点に絞ったことで、できる事が増え始めました。今あるお金から更に、用途に合わせた貯金をすることが可能になっています。

お金管理は目標を明確にすることも大事ですね。

知的障害のある人が一人で管理するには、小さく始めることが大事かも知れません。(スモールステップ)

また、社会福祉協議会が運営している日常生活自立支援事業も、信頼関係が得られないと続かないと感じます。どの支援も我が子に使いやすいものなのか?を確かめて任せっきりにせず利用してゆくのが良いですね。

おさるくん
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