祝!10周年!親の会チャレンジド・サポート沖縄

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2021/11/11宜野湾市撮影・役員メンバー

沖縄の思春期・成人期が9割のASD・ADHD・知的障害のある人(子)の親の会チャレンジド・サポート沖縄が、10周年を迎えました。

沖縄も緊急事態宣言解除となった2021年11月11日。役員会を開催。メンバーに会うのは実に2年ぶり!すごく嬉しい再会になりました。

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キッカケは沖縄高等特別支援学校に通う生徒たち

チャレンジド・サポート沖縄の最初の取り組みは、3人の沖縄高等特別支援学校生徒の居場所作りでした。(画像参照)

沖縄高等特別支援学校は、寄宿舎併設の就労を目的とした特別支援学校です。(2011年当時は1校・分教室2校)

3年間の寄宿舎生活を義務付けられているため、夏休みなどの長い休みに地域(自宅)に戻ると居場所がないというのが、当時の保護者の共通した悩みでした。(現在はどうでしょうか?)

2012年1月。沖縄高等特別支援学校高校入試の為に長期休暇になった期間を利用し、女子会ランチとリーフレット作業を決行。作業は那覇市NPO活動支援センターへお邪魔し、元福祉職員Kさんに手伝って頂き無事終了しました。

手探りでしたが、みんなでワイワイ楽しみました。

その後、2012年度に改正された児童福祉法により福祉サービスが拡大。2年生の夏休みには、沖縄高等特別支援学校女子生徒6名が、それぞれの地域で長期休暇の居場所の目途がたちました。

【2012/1/12第1回目居場所作り】リーフレット作業(500枚)
【2012/1/12第1回目居場所作り】リーフレット作業(500枚)
2012/1月・女子会ランチ
【2012/1/12第1回居場所作り】「生春巻き」那覇市ランチ会にて
リーフレット
【2012/1/12第1回居場所作り】リーフレット(那覇市・浦添市・宜野湾市障害福祉課窓口へ)
おさるくん
おさるくん

琉球新報(2018年10月6日~2019年5月まで・第1土曜日掲載)で

私たちの活動を紹介しています。こちらもどうぞ~♬

分からないこそ知ってゆく取り組み

設立当初から一貫してこだわってきたのは、知る・学ぶ・動かすです。

軽度という言葉が誤解を生みやすく、そして当事者の困り感が見えにくい軽度知的障害のある子どもたち。それは知的に遅れのないASD・ADHDの子も同じです。

発達の気になる子の親御さんとの月1回のゆんたく会(発達の気になる子のママ交流会)や、講話、勉強会を企画し、解決方法を探りながら分からないから知ってゆく取り組みを進めてきました。

性教育2012
2012/8/24/性教育(大平特支船越先生)すくらむ・チャレサポ沖縄合同勉強会
2013/沖縄高等特別支援学校
2013/8月沖縄高等特別支援学校寄宿舎アロマスプレー作り
家族交流ビーチパーティー
2013/8月・ビーチパーティー家族会

そして、2014年からは沖縄高等特別支援学校卒業生保護者会、親の会だるま会(沖縄市)と三団体合同勉強会を企画・運営・開催し、多くの保護者と学び合いました。

第1回合同勉強会2014/6/6
2014/6/6チャレサポ沖縄・だるま会・沖高特支卒保護者会第1回合同勉強会講師・田中寛氏
2014/11/14第3回合同勉強会講師・田中寛氏
2014/11/14チャレサポ沖縄・だるま会・沖高特支卒保護者会第3回合同勉強会講師・田中寛氏
2015/9/25 琉球大学医学部保健学科看護研究 講師:辻野久美子教授・儀間つぎ子准教授
2015/9/25 琉球大学医学部保健学科看護研究 講師:辻野久美子教授・儀間つぎ子准教授
2016/6/10三団体合同勉強会第1回講師・新垣道代氏
2016/6/10三団体合同勉強会第1回講師・新垣道代氏
2016/8/20(土)合同勉強会第3回/琉球大学医学部保健学科看護研究勉強会
2016/8/20(土)チャレサポ沖縄・だるま会・沖高特支卒保護者会合同勉強会第3回/琉球大学医学部保健学科看護研究勉強会にて
2016/9/30第4回合同勉強会 講師・田中寛氏
2016/9/30第4回合同勉強会 講師・田中寛氏

子の人生を豊かにするためのツールとして

私たち親の会は専門家ではありません。

ですが、子の人生を豊かにするためのツール(=親の会の役割と認識)として、これまで沖縄で見過ごされてきた事柄を1つ1つ取り上げ、互いの経験値として蓄積しながら情報を共有し進めてきました。

必要ならば行政へ陳情し、障害のある本人への学びの場へつなげる手立ても奮闘し続けてきました。

結果、これまで見えてこなかった軽度知的障害のある子の全体像が見え、福祉制度の谷間にいる我が子の成長をどう促すのか?へシフトし、日々模索し解決に挑んでいます。

2017/9/30合同勉強会(性教育)講師・島尻澤一氏(元高等特別支援学校寄宿舎教諭)
2017/9/30合同勉強会(性教育)講師・島尻澤一氏(元高等特別支援学校寄宿舎教諭)
2017年度宜野湾市へ軽度知的障害者支援拡充陳情(那覇市・浦添市・沖縄市へも同)
2017年度宜野湾市へ軽度知的障害者支援拡充陳情(那覇市・浦添市・沖縄市へも同)
2017/11月・県陳情・中部地区ナカポツ議員視察に同行・公明党金城泰邦県議・高橋真市議(沖縄市)・ナカポツにじ幸地氏
2017/11月・県陳情・中部地区ナカポツ議員視察に同行・公明党金城泰邦県議・高橋真市議(沖縄市)・ナカポツにじ幸地氏

また、私たちが活動を始めた頃(2011年)は、親の会が、現在の福祉サービスの役割を担っていました。それが無かった時代と今とでは、親の会の役割は全く違うものになってます。そのことを活動10年を通じ肌身で感じてきました。

時代の流れと共に親の意識も変わっていきます。

精神的な支え合いはもちろん、社会情勢を含めた広い見識を持っていくことが親の会の役割であることを、若い世代のお母さん達との交流の中で気付かされました。一つ、一つ、時代に即した方法で会運営を進めてゆくことは大切なことなのかもしれません。

幾つもの側面を切り分けて支援につなげてみる

2018年には、沖縄高等特別支援学校卒業生保護者会と統合し、初めて、軽度知的障がいのある当事者を主体とした学びの場を企画。詳細はリンク貼りましたのでぜひ、こちらもご覧ください。

2018/6/20第1回なかまワークショップ講師・新垣道代氏
2018/6/20第1回なかまワークショップ講師・新垣道代氏
2018/7/3第2回なかまワークショップ講師・金嶺ひとみ氏(保護者)
2018/7/3第2回なかまワークショップ講師・金嶺ひとみ氏(保護者)
2018/9/2第3回なかまワークショップ講師・手登根雄次氏
2018/9/2第3回なかまワークショップ講師・手登根雄次氏

活動を始めて10年。支援する側の意識がどれだけ柔軟で、幾つもの側面を切り分けて福祉サービスや余暇などの支援につなげてゆけるか?が大切です。特に成人期の支援は、単体で孤立しがちな世帯も多い。外部とつなげて趣味や暮らしを楽しみ、学ぶ場が必要だと思います。

一つの支援団体だけで、一人の障害のある人のすべての課題を取り除くことは難しいのです。いくつかの地域支援が必要だと感じます。

まざりあって超えてゆけ!!

まざりあって超えてゆけ!!(by鬼滅の刃) は、2020年からの団体スローガンになってます(笑)

正に、まざりあうからこそお互い様な関係を築けることをここ3年特に感じてきました。重度~軽度の障害のある子を育てる親御さん達とまざりあって気付けたことです。

また、当事者を主体とした2018年、2019年のなかまワークショップが、更にそのことを確信へ変えてゆきました。人はまざりあうからこそ良いんですよ♪

2018/12/20(木)第4回なかまワークショップ講師・嘉数長雄氏(保護者)
2018/12/20(木)第4回なかまワークショップ講師・嘉数長雄氏(保護者)
2018/7/3・12/20(木)第2,4回なかまワークショップ講師・嘉陽田尚行氏(当事者)
2018/7/3・12/20(木)第2,4回なかまワークショップ講師・嘉陽田尚行氏(当事者)
2019/8/22なかまワークショップ2019講師・嘉陽田尚行氏「くらしのルールブック」
2019/8/22なかまワークショップ2019講師・嘉陽田尚行氏「くらしのルールブック」

障害のある本人と支援者(親も含む)が、お互い様な関係を築いていくことは、成人になってからでももちろん可能です。そのことを親の会を通じで私たち団体は知りました。

そして諦めずに育んできた親御さんは、次へつなげるステップも知っています。

2019/10/12発達の気になる子の身体を学ぼう!
2019/10/12発達の気になる子の身体を学ぼう!
2020/12/20eスポーツ体験・講師・琉球スポーツサポート
2020/12/20eスポーツ体験・講師・琉球スポーツサポート
2021/10/30性教育講話/講師・徳永桂子氏(ナカポツ花灯)
2021/10/30性教育講話/講師・徳永桂子氏(ナカポツ花灯)

この体験を経て「気付き」は子の成長を育むんだな、ということが分かりました。親の会は経験してみないと分からないことばかりですね。

学び(気付き)と行動の両輪で、これからも、健康で幸せな時間を共に過ごしましょう。

みなさん、今後ともどうぞよろしくお願いします。

※活動写真は、一部をアップ